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Title List

Jenre

All / RKRN / Kuroko(XKise/other) / APH(rtmt/other) / T&B / SW / Other

青紫 / 2012.08.18 (Sat)

当初は、俺とは全く正反対の理由でバスケをしている奴だと思っていた。しかし今やバスケが好きだったはずの俺が練習をさぼって、バスケを嫌いなあいつが練習に出ているのだからお笑いものだ。彼は時々何か言いたそうな表情を作っては言葉を見つけ出せず黙り込む。それが酷く気にくわなくて、気になる。


緑緑♀ / 2012.08.18 (Sat)

同じ顔だが中味はこれっぽっちも似ていないと思う。少なくとも自分は、二人きりになった途端に相手を押し倒すようなはしたない真似はしない。これも全ては今日のラッキーアイテムである金色の鈴のストラップが消えてしまったからに違いない。押し退けようとしたら、ちりんと音が二つ目の前で鳴った。


黄青 / 2012.08.18 (Sat)

俺が勝手にするだけだし痛くしないし気持ち良くするからと泣きついても、彼は全く首を縦に振ってくれない。「今のままでいいだろ。おまえ散々よがってんだし」「でも」「何だよ」「ネコを経験した人はいいタチになるって」「おまえがよかろうがわるかろうが俺は嫌だ」「や、そうじゃなくて。そのあと」


火赤 / 2012.08.18 (Sat)

キセキを統率した彼のことを、火神はさっぱり理解できなかった。知らないというより、聞いても想像が追いつかず理解に至らない。十分すぎるほど実力と個性をもったキセキが文句を言わず従うことは並大抵のことではない。彼とプレイしていれば何か違っただろうかという夢想を、今日も捨てきれずにいる。


黒火 / 2012.08.18 (Sat)

黒子は火神くんでも分かるように説明しますね、と前置きをした。僕はバスケを愛してます。バスケは火神くんを愛してます。だから僕は火神くんも愛してます。分かりましたか? わかんねえ、と火神はばかの一つ覚えみたいに繰り返す。じゃあ行動で示しますね、と言った黒子の顔がずいと近づいて――
(……届かなかった。)